3月19日(土)松江市総合体育館(島根県)にて、復興支援ゲームとして開催された島根スサノオマジック戦は、被災地へ向けて黙とうを捧げて試合を開始。1Qは会場内効果音を自粛し、会場に集まった超満員の観客の手拍子、大声援の中で試合が行われました。両チームともに堅いディフェンスからの攻撃を展開し、一進一退の攻防戦となり勝負は延長戦までもつれました。琉球キングスは最後まで全員で勝利を目指しましたが惜敗となりました。
| TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | TOTAL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 琉球ゴールデンキングス | 15 | 20 | 24 | 17 | 6 | 82 |
| 島根スサノオマジック | 20 | 14 | 18 | 24 | 9 | 85 |
<スターティングメンバー>
#5マクヘンリー、#8与那嶺、#9小菅、#32ディクソン、#50ニュートン
詳しいスタッツは、bjtvテキスト速報ページをご覧ください。
【戦評】
<1Q>15-20
東日本大地震の復興支援ゲームとして被災地へ黙とうを捧げ、試合を開始。出だしから両チームともに主導権を握ろうと積極的に攻める。沖縄はディクソンが得意の3Pや、角度の無い難しい位置からのシュートを立て続けに決めると、島根は石崎を起点にフィッシャーIII、ゴルソンらがアグレッシブに攻め立て8-9と逆転する。さらに沖縄・小菅のレイアップを島根・デービスが激しくブロックするなど堅いディフェンスで沖縄の攻撃を食い止める。しかし沖縄は小菅が3Pを決め、ディクソンがリバウンドでも奮闘し引き離されない。残り2分、両者のシュートが決まらない状態が続くも島根はゴルソン、石崎が得点し15-20と島根が5点リードで1Q終了。
<2Q>20-14(35-34)
序盤、沖縄・ニュートンがミドルレンジからの得点、さらにパルマーが3Pを沈め20-21と点差を詰める。3分過ぎにはディクソンも3Pを決め23-23の同点とする。島根は現役日本代表の石崎が巧みな個人技でシュートまで持ち込むなどその高い能力を見せつける。両チーム共にディフェンスが厳しく簡単には得点を許さない展開となるも、残り3分を切り、沖縄・小菅のミドルシュート、ニュートンのダンク、さらに速い展開から小菅が3Pを沈めるなどで沖縄が逆転し前半を終了。
<3Q>24-18(59-52)
後半開始後、フィッシャーIII、カードの得点で島根が37-40と再度逆転する。さらにカードがボールをリングにねじ込み37-42とリードを奪う。たまらず沖縄はタイムアウトで体制を整えと、ニュートンのダンクやリバウンドからの速攻、さらに与那嶺とディクソンが立て続けに3Pを沈め、47-46と再度逆転に成功すると、両チーム点を取ったら取り返す展開となる。島根は石崎がスティール、得点と攻守に渡り存在感を示すものの、沖縄はテンポ良く攻撃しペースを掴む。パルマーがドライブでバスケットカウントを決め、ディクソンが3Pを沈めるなど内外とバランス良く得点。沖縄が59-52と7点のリードを奪い4Qへ。
<4Q>17-24(76-76)
クォーター開始直後、沖縄・マクヘンリーが気迫溢れるブロックをみせるものの、島根・横尾が3Pで応戦する。島根は全員がボールに対する執着をみせ、エバンスのダンクで会場は盛り上がる。ゴルソンが厳しい態勢から得点を決め、リバウンドからの速攻で石崎が得点し66-63と3点差に迫る。オフィシャルタイムアウト明け、沖縄・マクヘンリーが再度激しいブロックで島根の攻撃を封じようとするが、石崎、ゴルソン、山本、デービスと高確率で得点し一進一退の攻防が続く。残り1分、これまでよりさらにタイトになった島根のディフェンスを前に沖縄はディクソンの3Pでリードを保つも、残り50秒、島根・山本がファウルで得たフリースローを確実に決め76-76の同点とし、そのまま延長戦へ突入。
<OT>6-9(82-85)
沖縄・ディクソンのドライブ、小菅の速攻で沖縄が先手を取る。しかし島根はカードが得点すると、スティールで沖縄からボールを奪い攻撃のチャンスを得る。沖縄のシュートがことごとくリングに嫌われるも、リバウンドを奪い与那嶺がしっかりとコントロールしチームを落ち着かせる。そして残り27秒、島根・石崎が連続で得点を決めついに82-83と逆転すると、残り5秒でも山本がフリースローを確実に決め、沖縄は悔しい敗戦となった。
<全体>
復興支援ゲームとして開催された当試合は、被災地へ向けて黙とうを捧げて2,700名を超える超満員の観客が見守る中、試合を開始。1Qは会場内効果音を自粛し、会場に集まった大観衆の手拍子、大声援が会場を揺らした。両チームともに堅いディフェンスからの攻撃を展開し、一進一退の攻防戦となり勝負は延長戦までもつれ、これぞプロの試合といものを見せた。沖縄は最後まで諦めず全員バスケで戦うも惜敗となった。
【試合後コメント】
<桶谷ヘッドコーチ>
両チームともにこの状況の中で試合ができるということをしっかりと理解をし試合に臨んだ。今日はお互いが一生懸命プレーし最後まで諦めずに頑張った。凄い声援で、島根の会場に足を運んでくれたファンの皆様の熱い応援があったからこそ一生懸命できたと思う。こういうエネルギーを震災で被災した方々へ届けたい。プロスポーツの存在意義をみせ、一刻も早い復興のために勇気を与え続けていきたい。明日もその想いを胸に一生懸命にプレーするだけ。
<与那嶺選手>
今日は内容云々よりも、とにかく島根に来ることができ、試合ができることの意味を噛みしめて試合に臨んだ。被災された方々やファンの皆様に勇気や元気を与えられるように、と気合いが入っていた。島根の観客の迫力やパワー、エネルギーを感じてプレーすることができた。とても感謝している。東地区の3チームが活動休止という状況もあり、試合ができることが有難いことだし、自分達にできることは一生懸命プレーすることなので、これからも続けていきたい。




























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