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残り0.7秒で逆転!劇的勝利で連勝!

2010年11月28日 

11月28日(日)新潟市東総合スポーツセンター(新潟県)にて開催された新潟アルビレックスBBとの試合は、攻守ともに積極的に全員バスケを展開した琉球キングスと堅いディフェンスからの攻撃で攻め立てる新潟の、意地と意地のぶつかり合いとなりました。終始お互いが譲らない接戦のまま迎えた4Q残り24秒で、新潟が71-71と追いつき延長戦へ。延長戦でも一進一退の攻防が続きましたが、残り0.7秒78-78の同点の場面で得たフリースローを新潟・澤岻が1本成功させて78-79。キングスは最後の望みをかけた小菅からのスローインをディクソンが見事に決めて逆転に成功し、80-79で劇的勝利を収めました。

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q OT TOTAL
琉球ゴールデンキングス 21 17 20 13 9 80
新潟アルビレックスBB 19 17 18 17 8 79

<スターティングメンバー>
#5マクヘンリー、#8与那嶺、#9小菅、#32ディクソン、#50ニュートン

詳しいスタッツは、bjtvテキスト速報ページをご覧ください。

【戦評】
<1Q>21-19
ホームで連敗は避けたい新潟はアシュビー、アンドリュースを中心にゴール下を攻める。沖縄はディクソン、マクヘンリーが高確率で得点すると、ゴール下ではクウソーが奮闘しリバウンドを奪う。新潟も負けじとリバウンド争いに絡むもシュートが入らず残り4分で19-9と沖縄が10点のリードを奪う。しかしその後は逆に新潟が、沖縄のターンオーバーやシュートミスをつき、ゴール下の粘りからアシュビー、コナーレや根東が得点して21-19と点差を2点にし第1Q終了。

<2Q>38-36(17-17)
沖縄は与那嶺を起点に内外バランスよくボールがまわり、昨日2Qで消極的になってしまったことを修正して積極的に攻め立てる。新潟は外からのシュートはリングに嫌われる場面が多いもののオフェンスリバウンドをもぎ取ることで逆転のチャンスを伺う。しかし沖縄は金城がミドル、澤岻が速攻や3Pなどで33-20と一気にリードを13点に広げる。一方、流れを戻したい新潟はルーズボールへの執着心を見せミスをカバーすると池田、小松の3Pなど日本人選手も得点を重ね38-34と一気に差を縮める。さらにアンドリュースがフリースローを確実に決め38-36と2点差まで詰め寄り、前半を終了。

<3Q>58-54(20-18)
後半に入ると沖縄はゴール下でクウソーが存在感を見せ付ける。リバウンドやルーズボールへ飛び込むなどエネルギー溢れるプレーで奮闘。なかなか得点が伸びない時間帯でもチーム全員で我慢をし、新潟を攻め立てる。新潟はスティールからの速攻などでチャンスを広げ、残り30秒でコナーレの得点で55-54と1点差にするが、終了間際にディクソンが3Pをきっちりと決めて58-54と、沖縄4点リードで第4Qへ。

<4Q>71-71(13-17)
序盤は両者共になかなか得点が伸びず硬直するも、3分過ぎには新潟・アンドリュースのダンクが決まり58-58の同点に。さらにアシュビーがペイントエリアの攻防から力でボールをゴールにねじ込み、ついに58-60と逆転に成功する。ここから両者一歩も譲らない一進一退の攻防戦となり、新潟・コナーレが決めると沖縄・マクヘンリーがお返し。さらにパルマーが激しいブロックをお見舞いするなど、気迫と気迫のぶつかり合いとなる。そして残り1分を切り沖縄・金城がミドルを決め71-69とするが、残り24秒で新潟・池田がフリースローを決めて71-71の同点にし、最後のマクヘンリーのシュートが外れ沖縄としては今季二度目、新潟は今季初となる延長戦へ突入する。

<OT>80-79(9-8)
延長戦に入っても激しい攻防戦となったが、沖縄・マクヘンリーが果敢にアタックを続け沖縄先行で進む。小菅ら日本人選手も闘志むき出しにリバウンドを取りに行くなど全員で戦う。新潟はコナーレ、アシュビーを中心に沖縄を追いかけると残り30秒で78-78の同点とする。再度延長戦に入るかと思われた残り0.7秒、沖縄・マクヘンリーが新潟・澤岻に対し痛恨のファウルを犯してしまう。澤岻は得たフリースローの1本目を決め78-79としたが2本目を外しディクソンがリバウンドを奪いタイムアウト。0.7秒を残した沖縄の攻撃は、小菅がサイドラインからのスローイン。リングの方向へ投げ入れられたボールはディクソンがそのままティップし、逆転に成功。80-79の1点差で沖縄が劇的勝利を収めた。

<全体>
攻守ともにアグレッシブに全員バスケを展開した琉球キングスと、堅いディフェンスからの攻撃で攻め立てる新潟の意地と意地のぶつかり合いとなった。終始お互いが譲らない接戦だったが、沖縄は得点が伸びない場面でも我慢し勝機を狙い続けた。最後の最後まで諦めなかった沖縄が劇的な逆転勝利を収め、敵地・新潟での連勝を飾った。

【試合後コメント】
<桶谷ヘッドコーチ>
この二試合を通じて接戦をものにできたのはとても大きい。ファウルトラブルになったり苦しい時に全員がチームとして落ち着いて我慢ができた。とにかく選手がよく頑張った。最後のプレーは指示通り選手が遂行してくれた。選手達は0.7秒でも前向きだったし、逆転できる自信を見せていた。あのプレーの成功を引き寄せたのは選手。次の宮崎戦も苦しいときにパニックにならず落ち着いて我慢するという、この二連戦のいい流れを出せるようにしたい。

<マクヘンリー選手>※ゲームハイとなる21得点
全員がエネルギーを持って、アグレッシブにプレーすることができた。チームの勝利だ。特に今日はボールの回りがとても良かった。しかし新潟がアグレッシブにオフェンスリバウンドを取りにきていて、やられた部分もあるので、チームでリバウンドを取りに行く姿勢というのを忘れないことが自分達の課題だと改めて感じた。二連勝で沖縄に帰ることができてとても嬉しく思う。来週もハードにプレーをするのでぜひ会場に来て応援して欲しい。

<ディクソン選手>
最後のプレーは、タイムアウトでヘッドコーチから指示があった通りのプレーができた。新潟の選手がニュートン選手に集中していたのと、小菅選手が最高のパスを出してくれたから成功した。新潟は昨日よりハードに臨んでくることは予想していたので、全員で40分間我慢ができたことがいい結果に結びついた。しかしターンオーバーやボックスアウトなど課題も多く出たと思う。アウェーで二連勝できた、このいい流れを来週も続けていきたい。

<小菅選手>
アウェーで、チームで戦っての連勝ができたことが良かった。古巣の新潟ではあったが特に気にすることなくいつも通り臨んだ。来週、再来週とホームが4つ続くのでこの流れで一気に上位進出を狙いたい。最後のプレーについては、ヘッドコーチの指示に全員が集中していた。パスを出す瞬間、パスコースが見えて、成功を確信した。

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