HOME > INFORMATION > 日韓戦、1勝1敗も得失点差で優勝を逃す

日韓戦、1勝1敗も得失点差で優勝を逃す

2009年09月27日 

本日9/27(日)、韓国・全州室内体育館にて、bjリーグ王者の琉球ゴールデンキングスが、韓国KBL王者の全州KCCイージスと対戦する日韓チャンピオンシップの第2戦が行われ、キングスは82対93で敗れました。沖縄開催第1戦を73対69で勝利しているキングスでしたが、2試合合計の得失点差でも敗れ、惜しくも日韓戦の優勝を逃しました。

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
琉球キングス 11 19 32 20 82
全州KCCイージス 28 19 27 19 93

<スターティングメンバー>
#5マクヘンリー、#6金城、#8与那嶺、#13菅原、#50ニュートン

観客:2171人

090927-2.jpg

090927-1.jpg

090927-3.jpg

090927-4.jpg


【戦評】
<1Q>11-28
キングスは、マクヘンリーの連続得点などで7対4と先手を取る。しかし、ここから全州は、司令塔のチョン・テプンを起点とした攻めでキングスを圧倒。ハ・スンジンのインサイド、チュ・スンギュンのアウトサイドなどで17連続得点をあげ、キングスは7対21と逆転される。そして、最後にはカン・ピョンヒョンのスリーポイントで17点差をつけられる。

<2Q>30-47(19-19)
キングスはリーチのゴール下、さらに青木がリーチのパスを受けてのカットイン、スリーポイントなどで奮闘。中盤には11点差にまで追い上げる。しかし、全州はここからミカ・ブランドやカンのシュートで突き放し、結局、第1Qと同じ17点差のまま試合を折り返す。結局、キングスは前半でターンオーバー14個と全州の4個に比べ、ミスが圧倒的に多かった。

<3Q>62-74(32-27)
前半から続く全州の勢いは止まらず、最大で21得点差をつけられる。しかし、ここからキングスは、猛反撃を開始。ようやく十八番であるディフェンスリバウンドからの速攻からこのQだけで15得点のニュートンに、マクヘンリー、金城などが得点を連取。残り5分には49対57と一気に詰め寄る。だが、全州は全13得点をこのQにあげたチョ・ウヒョンの活躍で盛り返すと、テプンがブザービーターのシュートを決め、キングスは再び12点差にされてしまう。

<4Q>82-93(20-19)
キングスは最初の得点を奪う。しかし、そこから全州に連続得点を許し、この試合22得点をあげたカン・ピョンヒョンにスリーポイントを決められると64対86と大量リードを許す。その後、キングスも終盤に意地を見せるが反撃も届かなかった。

<桶谷HCコメント>
立ち上がりを綺麗にいきすぎてしまい、KCCイージスにイニシアティブを取られてしまった。
3Qに関して、ハーフタイムでターンオーバーをしないようにしようと話をした。厳しいハンドチェック、ボディーチェックでもタフにプレーしよう、リズムよくシュートを打って、シュートで終わるようにしようと指示をした。KCCイージスは沖縄で戦った時より、アグレッシブなバスケットを展開し、ハ・スンジン選手にボールをよく集めていた。今日の反省を受けて、あと2週間でチームディフェンス・チームオフェンスをしっかり仕上げ、完成度を高めていきたい。


<マクヘンリー選手コメント>
立ち上がりだけが悪く、他のQでは強い気持ちで戦えたと思う。韓国戦の2試合を重く受け止めて、これからチームとして修正しなければいけない部分を直していき、強く戦い続けて勝利に向けて頑張っていきたい。


<与那嶺選手コメント>
1Qの出だしが悪く、受け身になってしまった。点差が後手に回ってしまい、1Qの部分がすごく悔やまれる。今日の試合はとてもいい経験にもなったし、勉強にもなった。反省するところはしっかりし、良かった部分は伸ばしていき良いコンディションで開幕に臨んでいけるようにしたい。


<青木選手コメント>
KCCイージスのチャンピオンシップに賭けるプライドをとても感じた。立ち上がりに受け身になってしまい、そこをKCCイージスが激しく当たってきたので受け身になってしまい、最後まで響いてしまった。しかし、追い上げる良いプレーも随所に出ていたので、レギュラーシーズンに活かしていきたい。


<ジェHCコメント>
勝負にもこだわりつつも、シーズンに向けていろいろと確認ができたことは良かった。韓国代表チームのHCをしていて、しばらくチームをみていなかったが、#1カン・ピョンヒョン、新加入の#3チョン・テプンには期待している。bjリーグについては、外国人選手と共に日本人選手のレベルも年々上がっていると感じた。これからもっとレベルが上がっていくのではないかと思う。


【総括】
この試合、勝負の分かれ目となったのは第1Qだった。キングスは沖縄での第1戦で見せたような守備で激しいプレッシャーをかけることができずシュートを簡単に決められてしまう。また、オフェンスでも自らミスを重ねてしまい、第1Qで17点と予想外のリードを奪われてしまった。しかし、第3Qに入ってようやく本領を発揮。各選手とも足がよく動き、粘り強いディフェンスから相手に苦しい体勢からのシュートを打たせてリバウンドを奪取。そして持ち味の速攻を次々と繰り出し、第3Q途中には8点差にまで肉薄する。だが、ここから全州に再び突き放されると、第4Qに懸命の追い上げを見せるが届かなかった。

残念な結果となってしまったキングスだが、収穫もあった。新加入リーチは、自分よりも10cm以上大きい、韓国代表のハ・スンジン相手に一歩も引かずゴール下で存在感を発揮。16分18秒のプレイタイムで12得点をあげた。また、得点だけでなく、第2Qには青木への連続アシストを決めるなど、非凡なパス能力を持っていることを改めて証明している。そして、リーチとのコンビネーションが光った青木は、第2Qだけで8得点を記録。試合の流れを変えてくれるベンチ要員として楽しみなプレイを披露してくれた。

また、マクヘンリーは、22得点、7リバウンド、2スティールと攻守に奮闘。そして、ニュートンは後半だけで23得点をあげるなど、26得点、17リバウンドと韓国王者を相手にしてもゴール下を支配している。日韓戦ではルールから無理だったが、bjリーグの公式戦では、ニュートン、マクヘンリー、リーチがそろってコートに立てる。残念ながら敗れてしまった日韓戦だが、レギュラーシーズンに向け、新生キングスの大きな可能性を垣間見せることもできた。ファンには、是非とも10月10日、11日に沖縄コンベンションセンターで開催される開幕2連戦に足を運んでもらい、その眼で今シーズンの新しいキングスの姿を見てもらいたい。

INFORMATION一覧へ